(答) |
このハザードマップは3つの地震が同時に発生し、満潮時に防波堤や堤防が波堤するという最悪のシナリオを想定したもので、堤防がきちっと機能すれば浸水は起こらないということです。しかし最悪を想定しておくべきと考える。
津波の到達時間はこの想定する時間で到達すると考えてよいと思う。しかし想定の中で算出した時間であるので、揺れたら逃げるを基本に、すぐ避難することが大切である。
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A関係地域への津波の伝達方法について |
(問) |
松阪市が作成した地域防災計画の中に、津波のときの伝達方法が示されており広報車、報道機関、また自治会、漁協、市の出先機関、消防団などを通じて知らせると示されている。もし停電とか、道路が寸断されたり、電話がパンク状態になったとき、関係地域住民の皆さんにいかに伝達するのか。
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(答) |
三雲地域は同報無線で、旧松阪市では防災行政無線やIP電話で市民センターに連絡します。また広報車が使えない時はオートバイや消防本部の赤バイ隊での広報を考えている。
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B避難場所、避難経路について |
(問) |
ハザードマップに、どの地域はどの避難場所にどの避難経路を通って避難するかは示してないが、決められているのか。
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(答) |
避難場所の指定は、小学校区ごとおおまかにしている。また避難経路については地域の方がよく知っているので、市が決めることはできないと考えている。
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(問) |
地元説明会及び避難訓練は今度どのように実施されるか。
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(答) |
説明会は津波の被害の想定される地区公民館単位でハザードマップをもとに地震や津波の講習会を実施しています。避難訓練については、今年度西黒部地区で実施します。避難率を高めるために避難訓練を通じて実際の避難経路や避難場所などを点検することが大切です。 |